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ご葬儀を行っていると外にペットの煙を見に行くお客様がいます。
しかし、煙は出ていません。
お客様の中には、
「煙が見えないけどちゃんと火葬されていますか?」
と心配される方もいらっしゃいます。
火葬中は煙が出るというのは、思い描いてみると自然な考え方ですし、
大切なペットちゃんのご葬儀ですから、見えるはずの煙が見えなければ、
心配されるもの無理はありません。
では、何故煙が出ていないのか?
分かりやすく、解説していきましょう。
まず、煙が出るというのは、対象物が焼ききれず外に出ている状態、
つまり不完全燃焼を起こしているということです。
では、そうならないためにどうしているのか?
火葬炉にも様々なタイプがありますが、当霊園の火葬炉には、
二次燃焼室というのがあり、不完全燃焼の空気をバーナーで焼却し、
完全燃焼させています。
ですから外から煙突を見たとしても煙が立ち上ることはありません。
近年では、大気汚染などの環境問題にも関心が高まり、
煙はもちろん、ダイオキシン等の化学物質の放出もできるだけ無くす、
ということがペット霊園にとっても社会的責務となっているのです。
多くの飼い主様は、
・火葬を行っている=煙が出る
・火葬を行っていない=煙が出ない
そう思っていたかもしれません。
しかし、実際は、
・完全燃焼=煙が出ない
・不完全燃焼=煙が出る
というのが正しい知識なのです。
数年前に起きた悪徳ペット葬儀社の事件により、
飼い主様がペット葬儀社に対して様々な部分で心配されるのは、
当然のことかもしれません。
ただ、悪いニュースばかりが取り沙汰されている今日でも
ご家族様のために心を込めてご葬儀させていただいているペット霊園は、
たくさん存在します。
飼い主様の不安を解消するためにもこうした知識から
火葬や葬儀への関心を高めていただけたらと思います。
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