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かわいいペットでも安易に触れたりするのは大変危険です。しっかりと下記記載内容をご確認の上、ペットの遺体処置を行なってください。
「人と動物の共通感染症」は、「人畜共通感染症」や「人獣共通感染症」、「ズーノーシス」などの名称があります。1958年に開催されたWHO(世界保健機関)とFAO(国連食糧農業機関)の合同専門家会議で、「ズーノーシス」は「人と脊椎動物の間で自然に移行する病気又は感染」と定義されています。
感染症がうつることを伝播といい、伝播の経路は接触やひっかき傷によって病原体が人または動物に直接侵入する「直接伝播」と、動物の体を離れた病原体が人または、動物に侵入するまでの過程で何かを媒介して感染する「間接伝播」に分けられます。
間接伝播には、ノミ、蚊、ダニ、シラミなどの節足動物の吸血による場合、食品による場合、環境による場合の3つに大別できます。
自分のかわいいペットにはそんな感染症なんてあるはずない。
誰もがそんな思いがあるはずです。それは私たちも重々承知のことですが、遺体はもちろん、血液、体液や、排泄物(糞尿)などに大変危険な感染症を引き起こす病原体が存在します。
寝具や着衣なども注意が必要です。(ノミなどは死後体温が低下すると死体から離れますが、ベッドや毛布に移動している場合があります)
・手に傷のある場合は取り扱わないか、手袋を二重にするなど対策をしましょう。
・取り扱い後はうがいをし、流水で手を洗い、消毒アルコールなどで消毒する。
●消毒薬は汚れを落としてから使用する。
●消毒薬の使用温度は「室温」が効果的である。
●消毒薬の適正な濃度と消毒時間を守ること。
●消毒薬の有効期限を確認すること。
●消毒薬の保管場所に注意すること。
以上を実行し、より安全なペット処置を行なってください。